第五回 今年のJEF勝敗予想(希望) Part.1

サンダーランドVSガナーズを見ながら書いています。
マーティン・オニール、さすがですな。
それでもラムジーの思い切りとティエリ-・アンリの個人力でガナーズ辛勝。
メルテザッガー負傷が心配ですが、面白い試合でした。
 
それにしても蘇我夫は、ヒトのブログでいつまで続けるんだか。
2011年を振り返るシリーズ、今季の展望編に入って今回は勝敗予想だそうです。
よろしければ、読んでやってくださいまし。
 
 
第五回 今年のJEF勝敗予想(希望) Part.1
              始まるまでが花なのさ
 
さて、前回までで、歴史を踏まえつつ、失敗を糧とした新たなチーム作りの方針とそれを基にした選手補強と戦い方を決定しました。
今シーズンは10年スパンでの進化の基礎を作る年ではありますが、決して昇格を諦めているわけではありません。 一試合一試合を誠実に、愚直に走り、戦うことで、結果もついてくるのではないでしょうか。 自分たちの、「らしい」サッカー?をすることに決めた?わけですが、とは言っても相手あってのゲーム、敵の戦力を考察しつつ、今年の勝敗を見ていきましょう。 (無知と偏見と願望からの戯言です。 文句あるか。)
 
日程を見ると、どこも強そうに見えるなあ。 特に序盤の7節までは1勝もできないかも、とネガティブな思いも過ぎります。 いずれにしても勝負は後半、22節Away熊本戦以降でしょう。 強そうなのは、京都、ヴェルディ、徳島、横浜FC甲府あたりか。 昇格を争うには勝点85以上、90なら確実でしょう。 今年はプレイオフもあるし、JFL降格もあるので、中位以下のチームも最後まで必死でしょうし、現実的な負けないサッカーが増えて、上位の勝点も意外と延びないかも知れませんね。 そうなれば、優勝、2位の勝点ももっと低くなる可能性もあります。 ということで勝点85となりました。 おしまい。 
としたいところですが、しつこく対戦相手別に勝ち負け占いましょう。(予想じゃなくて占い、ですよ。) 2007年からの過去5年間の対戦成績も参考にしています。 この5年間の星取表作ってみてあらためてAwayの弱さを確認しました。 まあ、ホームで弱いよりはずっといいですし、ある意味正しいサッカー的姿でもありますけどね。 このAwayでの負けをいくつ引き分けに持ち込めるかも大きなポイントです。 Away参戦増やさなければいけないのですが、日曜だしなあ、きついなあ。
 
2012年J2所属チームとの過去5年間勝敗
   勝   分  負      得   失

H 26   8   6  |  76   32


A 16   8  16  |  39   38


計 42  16  22  | 115   70
 
山形
2009年に対戦し●●2タコ。 特に終盤のフクアリでの直接対決に敗れ、実質降格決定となった試合は今でも恨みに思っている方も多いのでは。 鳥栖から萬代・永田を補強するも、長谷川、宮崎、佐藤健他主力がごっそり抜けています。 なにより小林さんが代わるのが痛いんじゃないかな。 こちらのホームでの開幕戦、北国でもあるし、新監督でチームも出来てないと勝手に決めて、ここはリベンジのチャンス。 終盤でのAwayは仕返しされちゃうかも。○●
 
過去5年は○○△●ですが、一昨年終盤のフクアリで敗れ、昇格絶望的となった試合は覚えていますよ。 去年のJ1では、本来降格するようなチームではなかったはずが、なにを間違ったのか監督替えて自爆しちゃいました。 おかげで、マイク、パウ、ダニエル、吉田、内田、内山、養父と草刈場に。 補強は盛田、福田健、高崎、孝太と大学生。 ブラジウ三人次第ですが、最大の補強は、どこかと同じく「らしい」サッカー復活宣言とその結果のJFK招聘か。 JFKの「熱血眼」と「論理的弁舌」を理解するのに時間かかりそう。それでも18節Awayの頃には出来上がっているだろうな。 孝太に点取られて(出られればだけどね)●、ホームじゃ仕返し○
 
福岡
過去5年では一昨年の△●のみ。 大事な大事な直接対決で敗れて4位転落。 以後昇格圏に浮上することはありませんでした。 はあはあ。 シーズン後半のスピードに乗った攻めは見事でしたが、J1では通用しなかったようで、1年で逆戻り。 今年は4節Awayで早速対戦。中町、田中誠、田中佑、清水、重松が抜け、古賀、坂田、尾亦、西田剛など転入、新監督含めてなんか微妙です。 Awayでは△でもしかたないけど、ホームではリベンジしなきゃね。○ 
 
水戸
去年・一昨年とフクアリ○○Ksスタで●●「アウェイに弱い」典型です。 なんか監督も不必要に熱くていやな感じの相手です。 このチームに市川の加入は面白いかも。他には輪湖、三島(神戸)、橋本(名古屋)など。 それでも遠藤、保崎、小池、常盤の主力離脱は痛いんじゃ。 今年はやっとキャンプ張れたようだけど、4月8日はチーム未完成で△可能。 ホームは勝たなきゃ。○ それにしても、Ksスタ、もうちょっと観客入ってあげないと可哀想だ。
 
栃木
過去2年で△○△△。はっきり言ってここのサッカーは嫌いです。 菊岡、久木野、河原と補強はいいけど、ロボ、水沼、渡部、大久保など主力大量離脱はカバーできそうもありません。 なんかそれでも去年餃子食べ損ねたあの栃木スタ(食べ物に並ばせて、選手入場時にサポいない)は嫌いだし、せめて△でやり過ごしたい。 フクアリでは喜八もサマナラもあるので○。
 
いやだなあ、ここ。 ○●●●と3連敗中です。 一昨年の終盤Away完敗や去年フクアリの逆転負けなどJEFの情けなさを思い知らされる相手です。 去年はこのフクアリで実質終わりましたね。 やりたくないなあ。 湯揉み娘だけで帰って欲しいなあ。 アレックスを獲られたのは大痛だろうけど、遠藤・保崎の水戸組と内藤(富山)、金成勇補強。 波のあるチームだけどウチとやる時は妙に張り切るし。 △△でお願いします。
 
ここは昇格優勝候補の一角でしょう。 08年J1時代含め、●○○○△●と拮抗していますが、08年味スタでフッキ他にズタズタにされた悪夢が忘れられません。 去年の壊れた我がチームの情けないフクアリ敗戦もありました。 とは言うもののまともな状態での相性は悪くないと思っていますし、個人的には「読売」時代のフットボール方法論で相容れない相手、Jリーグ発足時の虚栄の影、勝手に「東京」に変えるな、経営に関するJリーグの特別扱い等など意地でも負けたくない相手です。 若手が躍動的な魅力的なサッカーをしているのが悔しいです。 今年もユース上がり4人に加え、ジョジマール、アレックス、西、鈴木信吾、小池、中後と大幅補強、平繁、井上、福田健、富澤、菊岡、平本、河野、アポジ、マラニョン、が抜けまたチームは大きく変わりますが、新陳代謝しながら進化する川勝攻撃サッカーは変わりません。 やっぱり強そう。 がっつり体張って、前への出足止めてやれば、意外ともろいのでしっかりやっつけましょう。でも味スタでは●、ホームで○かなあ。
 
横浜FC
07年J1での対戦は○○でしたが、この2年間は○●△△と互角です。 世評は知りませんが、私は昇格候補の一角と思っています。 去年はまさかの18位でしたが、今年に賭ける意気込みは大です。 J2で最も的確な補強したんじゃないでしょうか。 フランサ、さすがに去り、柳沢将も引退、両藤田、寺田、荒堀、西田といなくなりますが、田原、永井雄一郎、ペスンジン、大久保哲、内田に堀之内、杉山新阿部巧と物凄い強化ですよ。 岸野勝負の一年となりますね。 JEFとは面白いゲームをしてくれそうですが、3節フクアリ2戦目で勝つことがとても重要な気がします。 ということで○△。
 
 
 
湘南
なにはさておき、債務超過問題です。 大手企業のバックもなく、横浜・川崎とチーム数も多い中でスポンサー獲得が難しいのは解りますが、まずは足元を固めて欲しいものです。 日本リーグ時代からJリーグへの組み換え時点でも困難乗り切ったと記憶しています。 何はさておき、サポはもっとスタディアムに足運ばないと。そんな中でアジエル、ファンスンミン、西部、田原、阿部、臼井、大井、巻弟、佐々木竜他大量転出。 東美、古橋、馬場、島村、古林などレンタルバック組み含めての補強ですが(ちゃっかりブラジウも取っていますね)、さすがに戦力ダウンに見えます。 去年はHA●でしたが、今年は○△。
 
富山
ここも本当に解らないチームです。 去年も鳥栖、東京、ヴェルディなどから白星をあげていますし、京都とも2戦とも引き分けに持ち込んでいますが、結局下位に沈んだままでした。 JEFもこの2年で○○○△ですが、去年はこのH△で4位転落、3位に復帰することはありませんでした。 まあ既にチームは壊れていたとは思いますが、札幌大敗後の立ち直るラストチャンスだっただけに残念なドローでした。 永富、内藤、江添と失いますが、西川優、山瀬幸、加藤弘毅の補強と堅実。 移籍の動きが少なく、安間さんのサッカーが定着するのでしょうか。 それでもここには負けられません。 ○○。 その上でウチ以外の上位を今年も食って欲しいなあ。 ところでパタヤUの明堂和也?Jや欧州じゃないところで頑張った選手が帰ってきて活躍できる道ができれば素敵です。
 
岐阜
去年最下位の岐阜ですが、秋田、池上、嶋田、西川優、押谷、永芳など大量にいなくなり、びっくりの服部、梅田、昇平ヘイ、井上(平)、大学生の補強ですが、今年はJFLへの降格もあるし、苦しそうだな。 守備の強化を地味に進めてなんとか最下位を免れようと必死なんですかね。 新監督はブータン代表よりは手応え感じているかも。 過去2年は○●○○。 ここに負けるようでは大変だ。○○です。
 
さてここまでで、降格組と東日本の11チームとの対戦が終了して、1273敗で勝点43とまずは順調ですね。 後半は京都以西と新規参入組との対戦です。