第１８節 東京アウェイ鳥栖戦 試合ができて良かった・・・けど。
ところが、九州地方はとんでもない豪雨に見舞われ、特に被害の大きかったのは熊本、大分でしたが、福岡も佐賀も河川の氾濫やその危険のため多くの住民が避難されている状況。
交通状況を尋ねた時、フロントのホテルマンも厳かに言ってましたが、「これは災害ですから」試合ができるかどうかもわかりません。
雨は時々小雨が降る程度。それより猛烈な蒸し暑さで、息苦しいほど。
選手も苦しいだろうな・・・
不測の事態も考えて早めに着いたので、まだスタンドは空いています。
スタジアムまで来るのに、みんな一苦労したでしょう。
サポのみなさま、お疲れ様でした。
わたしたちのいたメイン３階まで挨拶に来た阿久根社長も「道が渋滞していた」と言ってました。
嵐の中を駆けつけた東京サポをスタンディングオベイションで迎えようと鳥栖サポに呼びかけ・・・と言ってもたぶん毎試合やっているのでしょう。
でもなかなかのホスピタリティ。
スクリーンの選手紹介もアウェイチームまで写真付きです。
ベンチ入りしたナオ。
鳥栖市のマスコット、とっとちゃん。
シンプルすぎないか？
で、試合は・・・
ず～っと胃が痛くなるような内容でした。
特に前半は、鳥栖のプレス、動きだし、スピードがすごくて、東京は耐える時間が続きました。
立ち上がりの１０分くらい東京は集中できなくて、危ないシーンが再三。ぎりぎりで失点は防ぎました。
その後も鳥栖の勢いに圧され気味でした。
それでも徐々にボールが持てるようになってきましたが、シュートはあまり可能性を感じられないものがほとんど。
東京がボールを持てば、鳥栖は東京のミスをついてカウンター。
お天気と同じように息苦しい前半が終わる。
後半になると、東京の時間帯が続き、おしいシュートもありましたが、結局そこで決められないとこういう結果になる、というパターン。
ソウタンが取ったFKをモリゲが蹴るも、バーを叩く。
これが入っていたらなぁ・・・
北斗らしい粘りのドリブル突破、リターンから決定的なシュートでしたが、GK正面に行ってしまいました。
これは決めてほしかった・・・
などと東京からすれば惜しいシーンを、鳥栖も耐えて、終盤にまた鋭いカウンターをしかけてきました。
危ないファウルが何度かあり、最後に与えたFKから途中出場（入ったときにな～んかイヤな感じがしたサポはわたしだけ？）のトジンに決められそのまま敗戦。
ものすごく悔しい。スコアレスドローで終われた試合だったのに。
それでも、後半は悲観する内容ではなかったと思います。
今季シュートが少ない試合が続いていましたが、やっと１３本と二桁になりましたし・・・ただ、精度はもっと上げないといけないし、この試合もっとシュートチャンスはありました。
無駄に打っても仕方ないけど、打つべき時は打たなくては・・・
最後のソウタンのシュートチャンスも打てなかったのが残念ですが、彼は試合ごとに良くなっていて、この試合はポポ監督も代えられないほどの出来でした。
次は終盤で疲れても決められるように頑張ってほしい。
そして、GKに阻まれたミドルシュートくらいしか見せ場はなかったけど、ナオの復帰は嬉しい。
このところずっと気になっていたことが、この試合でも目に付きました。
それは、秀人の不調です。
中断開けあたりからか、梶山の離脱あたりからか、秀人くんの動きもポジショニングもよろしくないように思います。
失点につながるFKを与えたのも秀人だったと思います。
中盤が相手に狙われていることもあるでしょうが、なんだか悩んでいるのかしら？
ヨネちゃんは相変わらず一生懸命ひたむきにやっています。
ただ、どうも秀人とうまく合っていないように見えます。
梶山は当分復帰できないようですし、この二人でがんばるかアーリアを下げるかでしょうか。
アーリアもわたしはよくわからないのだけど・・・
あの時間までスコアレスできたのに、自らのミスで与えたFKから采配見事に決まり！のゴールを奪われたのは、とてもとてもがっかりです。
ただ、今後に期待もできる後半の内容だったし、豪雨の被害が出る中で試合が見られて無事に帰れたし、試合後の「ゆるねば」もきっと選手の胸に響いたでしょうし、鳥栖の雨空にもよく響いたので、その悔しさは収めておくことにします。
次のナビスコ仙台戦は今季一番こっぴどくやられた相手、しかも権ちゃんはともかく徳永もいない中、ポポ監督も悩ましいでしょうが、采配が楽しみでもあります。
大敗しなければ良いので、思い切った選手起用をしても良いかも・・・でもそうすると大敗しそうな・・・クワバラクワバラ。
１－２負けくらいでなんとかなりませんやろか？
