第12節 東京×鳥栖~あと少しもう少し。

昨日、ACL Round16 1st.legがあり、今季一番良い試合だったのではないかってできばえで勝ったので、もうこのリーグ戦はスルーしちゃおうかしら、とも思ったのですが。

ざっと書いておこうかと。

相手がマッシモ監督率いる鳥栖ということで、負けると非常に難しい状況になったでしょう。
結果0-0のドローと、なんか微妙な感じに。
この試合もビンズオン戦からとっている、秀人がアンカーに入る4-1-4-1のフォーメーション。
これで守備が安定したことは間違いありません。
ただ、それまでにも増して、前田が孤立しやすく、本当は彼の近くにこの鳥栖戦なら河野とか阿部とかがいて、前田の競ったボールを拾えればいいのだけど。

マッシモ監督との対決だからか、ホームで勝たなければというプレッシャーか、東京は前半の大部分をマズイ状態で過ごしてしまいました。
鳥栖も攻撃の形ができていないようで、危険なシーンはほとんどない。
ただ東京もボールが繋がらず、お互い良いところを消すだけのような、あまり面白くない試合に。予想できたことですが。
しかし、前半も終わろうかという時に、サイド攻撃から中央に出たボールを秀人が思い切りミドルシュート

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これでようやくスイッチが入ったらしい東京、続けざまにボールを拾い、阿部、徳さんとシュートを打つも、バーとGKに防がれる。
どれか入ればね~



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前半最後の怒濤の攻撃も実らず。

後半もおおかた東京が支配する。


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アディショナルタイムの拳人のダイビングヘッド。

諒也のいいFKもGK林が落としそうになりながら、ギリギリでキャッチしたし。


惜しい場面はいくつもつくりながら、最後の精度と、運も少し足りなくて勝つことはできませんでした。


しかし試合評では「フィッカデンティ監督の術中にはまる」というような論調もありましたし、点が取れず勝てなかったことも事実ではあります。
いくつかの決定機を作っていたことも確かですし、リスク管理しながらある程度攻撃もできていたので、そんなにマズイ試合ではありませんでした。
むろん、今更優勝などと世迷い言は言えません。
(2ステージ制というサッカーをダメにしそうなレギュレーションですが、わたしはクラブも焦らず、しっかりチームを作ることに時間をかければいいと思う。最終的に、シーズン前に書いたように、6位くらいで終われば結構だと)
順位を上げるには勝ち点1では足りなかったので悔いは残りますが、試合後の選手の表情も、内容からはそんなに悲観することはないと感じているように見えます。

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試合後のコメントで、ソウタンが言っていたことが印象的でした。

速い攻撃ができなかったのでは、というような記者の質問に、ソウタンは「むしろ急ぎすぎだったかもしれない」と。
速い攻撃が効果的なのは当然だけど、相手に引かれた場合はそれができないのだから、焦らずつないで崩すことも、できるようにならないと。
それでも、あと少しもう少しのシュートシーンがいくつもあり、それなりに人数をかけて攻撃していたので、今後にそれが実れば、と思います。