佐賀旅行だったはずなのに、福岡旅行になった~博多市街観光編

7月九州地方は豪雨に見舞われ、このときは大分、熊本などに甚大な被害がありましたが、わたしたち夫婦のフットボール旅行も大いに影響を受け、博多駅の大混雑ぶりを見ては、結局7月14日は佐賀市内観光~吉野ヶ里遺跡を諦めるしかありませんでした。
予定変更、博多市内をブラブラ。
もともといい加減な夫婦なので、これはこれで楽しい~
 
この日の博多は祇園山笠というお祭りを控えて、お天気は荒れ模様ながら、お祭り前の浮き立つような雰囲気が漂っていました。
 
イメージ 1
博多駅前に飾ってあった山笠。
 
イメージ 2
 
 
イメージ 7
「福岡大仏」が坐す東長寺
お寺は弘法大師創建の古いものだそうですが、大仏は昭和63年から4年の歳月をかけて完成されたものだそうで、金ぴかのお姿でした。
大仏の後ろの真っ暗な通路を通ると地獄巡り。おおコワ。
 
イメージ 8
鮮やかな朱色の五重塔
町中にあり、新しい大仏や五重塔があって、今も地元に生きているお寺という感じです。
 
博多は寺社仏閣が多くて、びっくりしました。考えてみれば、日本で一番早く開けた地域ですし、中国始め外国文化も早くに上陸したところですから、お寺は多いのも当然です。
観光寺というよりは、今も人々の暮らしに生きているように感じます。
 
イメージ 9
おまんじゅう発祥の地。
博多はお饅頭、うどんの伝来発祥の地だそうで、こういう石碑がお寺の境内にありました。
イメージ 10
 
聖一国師という人が中国から持ち帰ったそうな。
ありがたや~聖一さんがいなかったら、うどんもお饅頭もない日本になってたかも!
お饅頭ない世界なんてイヤだぁ~
 
イメージ 11
非公開のお寺。
枯山水がきれいだったので、門の外から撮りました。
 
イメージ 12
圧巻はこの聖福寺
臨済宗妙心寺派栄西の創建という日本最初の禅寺。
緑豊かな境内で、静かです。
 
イメージ 13
カッパやユニや雨用敷物などでふくらんだリュックを背負っているのオバは、ワタクシです(汗)。
 
イメージ 14
聖福寺境内にあった日本茶発祥のお茶の木。
これで、お饅頭とお茶が揃った・・・
 
 
イメージ 3
緑の木立がさわやか。
 
「寺町」と呼びたいほど、寺院が密集している博多の街です。
聖福寺は禅寺だけに静かで、ちょっとこの世離れしていました。
 
歩いて祇園山笠の中心、櫛田神社へ。
 
イメージ 4
お!青赤だ~縁起良いかも、と思ったけど試合には効き目なし・・・(青赤ではなくてトリコロールだったか)
 
イメージ 5
街路には提灯がいくつも下げられ、賑やかでした。
 
イメージ 6
「祭りの準備」
この櫛田神社では、東京サポ3,4組に遭遇しました。
 
ここでお昼を食べに博多駅に戻り、ダイヤの乱れを見込んで早めに鳥栖へ出発しました。
途中、大雨に降られましたが、なぜかこの博多市内観光とベアスタでは降られず、豪雨の間を縫ってなんとか観光できました。
が、深夜というか早朝の山笠には、試合の結果もあり、疲れ果てて見に行く元気なし。