コンフェデ杯終わる。スペインの落日か?

今朝のブラジル×スペインの決勝戦をもってコンフェデレーションズカップが終わりました。
日本代表の3試合も見ましたが、あまり面白くなかった・・・勝てなかったからというより、もうちょっとやりようがあったように思いました。
が、準決勝などを見ると、結局日本代表は全ての面で劣っていたから負けたのだと単純な結論に。
ただ、全ての面で劣っているなら、どうしたらそこを補って勝てるかという工夫と、それに見合った選手選考にも欠けていたと思います。
 
何が足りないって、どうしようもないかも知れないけどまずはフィジカルもメンタルも。
 
でも、正直日本代表のことはあんまり興味ない。
試合としてよく言われる通り、最も面白かったのは、準決勝でした。
 
この準決勝と前後して、スカパーで「Jリーグ監督の選ぶCLベストマッチ」とかいう番組があり、第一回はFC東京ポポヴィッチ監督。
ポポさんの選んだ試合は準決勝ドルトムント×レアルの1stレグ。これはわたしも異存なし、ドルトムントの良さがいかんなく発揮されたすばらしい試合でした。クロップ監督の面目躍如。ワンタッチパスと切り替えの速さ、日頃ポポさんが目指しているサッカーです。ただ、これを続けるのは相当の走力と体力が必要でしょう。
 
そして、第2回が城福監督で、バイエルン×バルサの1stレグ。
期せずして、リーガエスパニョーラの2チームが、ドイツのチームに粉砕される試合が続きました。城福さんのお気に入り選手は、夫が放送前に予想した通り、シュバインシュタイガー
でもねぇ、こんな選手日本人にはムリだわ。
 
(わたしはブンデスリーガはあまり見ないのでよくわかりませんが、CLを見る限り、バイエルンよりBVBのサッカーの方が好きです。)
 
で、コンフェデ杯の決勝もスペインがブラジルに粉砕されてしまいました。
 
このブラジルがまた今までのイメージのブラジルっぽくなくて、あえて言うとドイツのチームがもっと上手くなったような。
 
このCLとコンフェデの決勝。
いくつかの同じキーワードがそれぞれ違うJリーグの監督や解説者から出されました。
サッカーの本質。フィジカル。
どうやらフットボールのトレンドは、バルサに代表される何本もパスをつないでエリアに侵入していくものから、強烈なプレスでボールを奪ったら手数をかけず相手エリアに迫るかたちに移行しているようです。
 
こうなると、日本代表はもともとフィジカルでは劣っているのに、走力も足りない現状ですから、勝てるはすがありません。
 
 
それはともかく。
勝戦はブラジルっぽくないハイプレス、ロングボール多用と、この地だから生まれた天才ネイマールにあきれ果てるうちに終わり。スペインはこれがW杯でなくて良かったけど、来年には選手みんな1歳年取ってますよ、どうなの?
 
準決勝の方が面白く、ウルグアイ×ブラジルは肉弾戦。
ウルグアイが本当にいやらしいサッカーをしていました。
スペイン×イタリア、夫はイタリアを応援していましたが、わたしはどっちかと言えばスペインを。
前半はイタリアの早い攻撃にスペインが後手に回る。
後半は交代選手が効いて、ペインがらしさを見せたと思います・・・
この試合を見ながら、わたしども夫婦はイタリアCBキエッリーニをポポと呼んでいました。
ポポって、神戸のポポじゃなくて、ポポヴィッチ監督。
 
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3位決定戦でスアレスと激しくやりあっていました。スアレスに「噛みついてもいいんだぜ」とか言ってたんじゃ?
 
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ポポさんのグラーツ時代の写真があれば、もっと似てるのに~
 
そんなこんなで、コンフェデ杯は終わり、週末にはJ1が再開します。
フォーメーションとか戦術とか、わたしはそっちの方は全然ダメですが、まずは大熊さんもよく言ってたけど、サッカーの本質、あるいは細かい所と選手がいうところ、走る、寄せる、競るところで負けない。ボールを持ったら前を向く、前にボールを運ぶ。
そこはきっちりやってほしいなと思います。