第6節 東京アウェイ柏戦~彼の不在と江蘇の傷跡

西ヶ丘でションボリしたU-23チームの選手に、せめても励ましの拍手を送った後、何人ものご同行と、柏に向かいました。
すると、西ヶ丘では汗ばむような陽気だったのに、試合開始前から気温が下がりだし、花散らしの風が吹き、肌寒くなってしまいました。
西ヶ丘から直行のサポの中には、半袖のユニしか着ていない人もいて、寒さに震える羽目に。
わたしは寒いのは苦手なので、西ヶ丘では暑いくらいに着込んでいましたが。

さて試合は。

リーグ戦初勝利を柏に献上することに。

ACLU-23もあるので、メンバー編成が大変です。
モリゲ出場停止のため、バックラインはいつものメンバーに、吉本が入りました。
U-23琉球戦の吉本のパフォーマンスを見て、CBは秀人だろうと思っていたのですが、吉本先発。
名古屋戦で拙さを見せた諒也は、江蘇戦ではまずまずでしたし、この試合も前半はよかったのですが、後半失速。
ボランチにはハデソン、ヨネチャン。
サイドに江蘇戦お休みした東と、河野。
トップに阿部と前田。


前半は内容もよく、どちらかといえば東京が押していたと感じました。
しかし、後半、柏のプレスも強くなったような、また、長いボールをディエゴ・オリヴェイラに預ける形もやっかいで、東京の選手の足が止まってしまいました。

試合後のコメントで、城福監督が「疲れは言い訳にしたくない」と、つまりは疲れを認めざるを得なかったということでしょう。
フレッシュなはずの東を交代させたのはよくわかりませんが、河野は怪我だったようです。


この試合で、江蘇戦がいかに厳しい物だったか、再認識しました。
いつもタフなヨネちゃんも後半途中から動けなくなったように見えました。
彼がつぶれると、東京の心臓がつぶれるに等しく、結果PKを与えてしまいました。

この試合も誰かを責める気にはなれません。


モリゲの代わりに出場した吉本も、U-23でのパフォーマンスよりはよく、U-23でのモチベーションはやはり低いのか、まあ周りの選手のレベルもあるし・・・などと考えてしまいました。
この試合での吉本は、吉本以上でも以下でもない、と蘇我夫が評したような、普通の出来。
全北戦にもなんとかなりそうなくらいの、期待感は持てます。

前半に得点できていれば逃げ切るプランだったでしょう。
後半足が止まりそうな時間に、ドローでOK,と割り切ればよかったのですが、ちょっと中途半端に見えました。

ラインコントロールとかのプレーのみならず、いるだけで安心感を与えるキャプテンの不在は、やはり影響がなかったとは思えません。
かといってモリゲが悪いわけでもないし、この日は柏のGK中村くんも本来のいいセーブを見せていましたし、ものすごく残念だけど、ゆっくり休んで次に切り換えるしかないと思いました。

そうそう、ムリキはちょっとしか出られなかったけど、すごさの片鱗は見られました。
これから合ってくるには時間が必要だけど、個人の力でなんとかしてしまう選手として期待しています。


非常に心身にこたえる2試合の敗戦でした・・・今日もワタクシ落ち込んでいますが、もうそろそろ切り換えなくては、ね。