第24節(2nd7節) 東京×磐田~紙一重の勝利~
篠田監督が就任しての初戦、新潟では立ち上がりから勢いをもった良い攻撃を見せて、ゴールとしては1点でしたが、終盤の危ないシーンも事なきを得るという幸運にも恵まれて、勝利。
チームの苦しいときに、アウェイ新潟まで行って良かった。
そして、篠田監督になって初めてのホームゲーム。
相手は後半戦になって勝利のない磐田。
残留争いという、当面のライバルです。
8月、新潟、磐田、名古屋との「当面のライバル対決」があり、まず一勝しましたが、このライバルに3勝できると勝ち点35、残留までどこかでもう一勝すればOKでしょう。できれば8月中に38にのせたいところだけど、まあ諸々考えると、あまり性急なことは言わない方がよさそう。
試合前に4日に日本クラブユース選手権で優勝した東京U-18の選手たちが挨拶に来ました。
頼もしい。いい子たちだ。
彼らのおかげで、久しぶりにスッキリときっぱりと勝つ試合を見ることができました。
で、トップチームの皆さんの試合。
ジュビロはジェイが前節トラブルを起こしたので名波監督、彼をベンチ外としました。
変わりにデカモリシ出場、ジェイがいなく助かった、と思ったのはつかの間。ただし、試合を終わって振り返ると、やっぱりジェイがいなくて良かった。。。と思う。
名波監督はジェイがいないなりの戦術をしっかり落とし込んで来たと見え、左右のワイドからアダイウトン、落として小生意気な小林がつなげる、とわかっていてもすごくやっかい。
新潟で良かった形はほとんど現れず・・・
東京は、せっかくのホームなのに・・・というか、もしかするとホームなので勝たなきゃ、と固くなったのかも。
すべてに後手を踏んで、パスはまともに繋がらず。
ポカポカとシュートを打たれ、ありゃ、これはマズイ、と思う暇もなく、徳さんの後ろを取られデカモリシにヘッディングで決められた。
このクロスを入れた3バックの藤田(プロ初年度はジェフにいたのね)のできがたいへんよろしい・・・って相手チームの選手ばかりよく見えちゃう。
こりゃ勝てそうもないわ・・・と早くも意気消沈するワタクシ。
しかし、ジュビロのジェイは欠席だけど、東京にはムリキがいた。
極論すれば、ムリキ1人で勝ち点を引き寄せてくれたような。
むろん、他の選手だって頑張ってはいたのですが。
特に、ヨネちゃんが怪我で長期離脱、代わりに入ったソウタン。
実は、シーズン前に蘇我夫が「今年はソウタンに注目」と言ってたのですが、彼の勘は当たっていたようです。
ヨネちゃんとはまったく違うタイプですが、よく走り、前を向けば面白いパスが出せる。
そしてハイボールに合えば勝っていたパパドプーロスですが、前田さんもしばらくやっているうちに、さすがにマークを外せるようになり、秋元のキックを受けて東、東からムリキ、エリアに突進したムリキが倒されてPKゲット。
これをモリゲではなく、ムリキが。
東京の選手が早く入ってしまったとかで、やり直しして、この写真が2本目。
1本目の写真もあるけど、まったく同じです。
よくまったく同じに蹴るよね・・・
同点に追いつき、多少連携もよくなった東京。
前半の終盤、河野が2度の決定機を逃しましたが、特に2回目の決定機は決めてほしかったな~
これもムリキが頑張ってクロスを出したのですが。
同点でHT。
後半の入りもジュビロの方が良かった。
早い時間に、小川にデカモリシが猛然とプレスをかけてきて、小川くん、単純に蹴ってしまうかCKにした方がマシだったと思うのだけれど、最悪なことにエリアの角にいた小林に渡り、ファーへお見事なシュートを突き刺されてしまう。
うちのチームで最近あんな見事なシュート、見たことない。U-18の半谷くんくらいか・・・でも彼はほぼ正面だったし。
あの超ナマイキなヤツのコレが、決勝点になるのか、きっとスカパーのベストゴールに選ばれるんだわ(ほんとに選ばれた)、ああ悔しいああいやだ、とまたも悲嘆にくれるワタクシ。
小川くんの、またもやミスにより1点を追いかける・・・ひどいミスだと思ったけど、その後オリンピックチームの藤春のミスを見た衝撃で、すっかり印象が薄れた・・・(小川くん、また交通事故?DFなのに注意力散漫なのって困るんですけど)
しかし、やっぱり東京にはムリキがいた。
徳さん久しぶりのお仕事で、クロスを入れて東がヘッド、意図して落としたかは謎ですが、走り込んだムリキがゴール。
写真を見ると、難しいシュートだったのでは、と思います。
これで同点。
全体的に、後半途中からジュビロの動きが落ちてきた感じ。
この日も警告をもらった秀人、特に前半はショートカウンターを受ける回数が多かったので、仕方ないところもありますが、カードもらいすぎ・・・
次節は出場停止。
ボランチいないじゃん、と思うと、野澤くんがいたのでした。
次節はソウタン、野澤くんのボランチかしら?コワいような楽しみなような・・・・梶山はどした?(日曜日、どこかでサイン会かなにかしてたようだけど、怪我?)
それはともかく、野澤はこの日も彼らしいスルーパスを見せてくれました。
ヨネちゃん秀人とは全く違うタイプのボランチも悪くないんじゃないかしらね?
守備がどうなるかは心配ですが。
あら?試合がこれで終わったような書き方ですが、むろんこれで終わったのではなく。
終盤、J3リーグで6点とっているユ・インスくんが河野に変わってIN.
春にはただ前に向かってやたらに早いけど、90分もたない、シュートまでなかなかいけない姿をJ3で見ましたが、試合をしながら成長して、ようやくトップチームのピッチに。
かわいくてプレーも勢いがあって、J3を見ている人にはファンが多いだろうと思う。
そして、今季は何度となく辛い目にあってきたアディショナルタイム。
その直前に、これもムリキが粘り、頑張って倒され、きわどいところでPKでなくFKに。
キッカーは東。
ここは、良いキックを入れました。
この前田さんのヘッド、さすがです。
スタジアムはもう大騒ぎ、お祭り騒ぎ。
何度となく煮え湯を飲まされたアディショナルタイム、ほとんどサッカーでは負けてたけど、勝ち点3をもぎ取りました。
MOMは間違いなくムリキ。
ハッキリ言って今のところムリキ頼み。
しかし、それでいい。ムリキをうまく使うことこそ得点と勝ち点への道です。
インスくん、かわいい。
頭のハート、わたしも作ってました~サランヘヨ~
と言うわけで、ほとんど負け試合でしたが、紙一重のところで勝利に持って行きました。
名波監督が悔しがるのもむべなるかな。
勝つべき内容の試合も落としていたのですから、何がどうなったかよくわかんないけど、ツキも回ってきたし、おそらくインスとか持っている人が加わったこともあり、最も良く言えることは、ムリキがようやく馴染んできた、といことでしょう。
さて、あと2勝すれば一応の残留ライン。
早く決めたいけど、内容見ればまだまだ。
焦らず、後押ししましょ。
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