練馬区清水山の森のカタクリの花
東京都民ならよく知っている通り、東京都と言っても結構田舎もあり、うちの方(多摩地方)もカワセミはいるし、たまにはイタチも見かけるし、なかなかのものです。
23区でも、練馬区は大根が名産だっただけのことはあり、気候も雰囲気もすでに埼玉っぽい。
畑も多く、大泉あたりは住宅地ですが、残された雑木林の中にカタクリの自生地があります。
詳しくは↓
カタクリの花は、花がついても晴れでないと開かないとか、薄曇りでちょっと心配でしたが、行ってみました。
まずは上品なヒトリシズカがお出迎え。
東京の名湧水だそうです。
湧き水が豊かに流れる環境。
カタクリは雑木林の斜面にこんなふうに群生しています。
そんなに密生はしていない、まばらな感じだけど、清水山の森の斜面いっぱいに咲いています。
花の形がフォトジェニック。
もののふのやそ乙女らが
汲みまがふ
寺井の上の
かたかごの花。
大伴家持です。高校の古文で習った。
若い娘とピンクのカタクリ、可憐で華やかな光景。万葉の昔から愛されてきた花です。
他にも。
これも可憐なニリンソウ。
これは何?
ニリンソウに似てるけど違うような?
以上ワタクシ撮影。
不覚にも望遠レンズで行ったので、しかもファインダーを忘れて、うまく写せなかった・・・
続いて蘇我夫の撮った写真です。
見学者はおおむねジー様バー様か小さい子連れで、みんな這いつくばって花の中を撮ろうとしてました・・・・
たしかに花心の模様が美しい。
よく見ると、花の色の濃さや花心の色、模様の現れ方など、個体差があって面白い。
帰りに桜の花の蜜を食べるメジロ発見。
この写真も蘇我夫です。
ワタクシ動体視力悪すぎて、小鳥のように動きの速いものは撮れません。
よくサッカーなんか見てるよなぁ・・・