R16、フランス✖アルゼンチン、ウルグアイ✖ポルトガル

この2試合を見て、やはりGリーグは突破するものだな、試合の強度やエネルギーが一段と上がった、と感じました。この時点では、そんな中で、日本代表は圧倒されてしまうのでは、と不安がつのったのですが。

フランス✖アルゼンチン…やっとの思いで上がってきたアルゼンチンでしたが、エムバペの速さを止めることができず、先制されました。速い選手なら、東京にもいますが、エムバペは技術も際立ち、鮮烈でした。レスター最高の成果現在チェルシーのカンテが、メッシにくっつき、ジルーとグリーズマンは大人のプレーでエムバペに気持ちよくプレーさせるようにして、チームとしての完成度の違いが、フランスに4-3の勝利をもたらしました。最後のアグエロのゴールが、アルゼンチンとアグエロ自身の意地を表していたようです。代表のメッシはついに、報われないまま終焉を迎えました。

ウルグアイポルトガル…これはR16随一のいやらしい試合になるかと予想しました。CR7にしたら、いつもリーガで対戦しているアトレティコのDFゴディンとヒメネスが守るウルグアイは、やりにくい相手だったかも。しかし、この試合最大の見ものは、ウルグアイの先制点、カバーニからスアレスへ、スアレスからカバーニへのピッチを大きく斜めに切り裂くロングパスと、絶妙な位置に頭を合わせたカバーニのシュートでした。ダイナミックでテクニカル、これぞ極上のご馳走。今大会の価値を高からしめるゴール。ウルグアイはあまり好きではなかったけど、実力を認めざるを得ない試合でした。そして、Gリーグ初戦ではクリロナの大会になるかとも予想しましたが、ここで去ることに。


子どもたちも憧れの、二人の大スターがいなくなりました。
残るはネイマールか…でもケインがいるのよ、皆さまお忘れなく。