昭和記念公園、すこ〜しずつ春。

お寒うございます〜

雪はうちのあたりでは予報より小雨模様で、今のところ積もっていません。

こんな寒さの中、お仕事で外出中の皆様、頭が下がります。

ワタクシは無為徒食、まったく世間のお役には立たないオバなもんで、すまないすまない…

 

と、小さくなっていますが、なんか少しは楽しいこともしたいので、先日昭和記念公園へ散歩に。

今年は寒さが厳しいので、どの公園の花も開花が遅れているようです。

それでも少しずつ春は近づいていて、前回よりは色とりどりに咲き始めていました。

 

ますは、シロハラちゃんに遭遇。

 

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ん?邪魔するなや、こっちみんなや。って顔。

 

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お食事中お邪魔しました〜

 

 

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花木園の梅。

 

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前回2株しか咲いていなかった福寿草もだんだん増えてきています。

が、例年なら一番良く咲く場所には芽もあまりみられないので、やっぱり不作のようです。

 

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一番大きく咲いていた花。

ピンボケだ〜無念。

 

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開花状況はこんな。

まだ蕾も固い木もあります。

 

 

こもれびの里の梅はどうか、見に行きました。

 

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花木園より少し高台にあるせいか、ほとんどの木が硬い蕾。

農家の門前の木にほんのチラホラ花がついていました。

 

 

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前回これも不作か?と思っていたセツブンソウが見頃になっていました。

 

 

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色々不具合なもんですから、こんな小さな花にピント合わせるのもわたしには難しい…

 

 

 

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こもれびの里を上がっていったところにも、梅の木がいくつかあり、紅梅が咲き始めでした。

 

 

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ピンクの可憐な花。

 

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花の可憐さと木の立派さが梅の魅力。

 

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冬至」という名前だったかな?

 

 

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ここではまだ蝋梅も綺麗でした。

 

 

冷たい雪まじりの雨が降って、これからしばらくお天気が悪そうです。

次に昭和記念公園に行くのはいつになるか…

今年の開花状況では、府中郷土の森博物館の梅園は今月下旬が良さそうです。

 

船屋秋月の「梅の丸」

新型コロナ第6波、オミクロンのおかげで、旅行などもってのほかになってしまいました。

Jリーグがシーズンオフだから、例年ならサッカー開催日を気にしないで出かけられるのですが、今年は近所に買い物に行くのもビクビクしてます。

都心に…でなくても、お仕事で出かけなければいけない方は、本当に大変でしょう…

くれぐれも気をつけて下さい。

オミクロンは重症化しないと気にしない人もいるけど、軽症と言っても咳き込んで寝られない、喉が荒れて食べられない、熱も39度くらい出る、と、普通の風邪よりずっとキツイ

身近で感染発病した人がそう言ってました。

こっちは病気持ちオバちゃんなので、なるべく迷惑にならないよう、ひ〜っそりと生きております。

でも何にも楽しみがないのもつまらないので、時々夫が京菓子を取り寄せてくれます。

 

前回は長久堂の「砧」と「鳰の浮巣」という名前もゆかしいお菓子でした。

 

今回は、船屋秋月の「梅の丸」と「桜花がゆ」

「桜花がゆ」は葛湯のようですが、なぜか表から触るとゼリーっぽくグニュっとしてて重い。

まだ食べてないけど、楽しみ。

 

今日は「梅の丸」をおやつに頂きました。

 

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ロマンチックな短歌が。

 

 

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かわいい梅の花の形。

北野天満宮にちなんだお菓子を作るお店のようですが、天神店は閉店したそうです。

 

www.funaya.jp

 

 

 

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よくある普通の焼き菓子ですが、餡がとても上品であっさり。

5個入り、いっぺんに食べられそう・・・1個でやめといたけど。

 

「鳰の浮巣」が後一つ残っているので、それを食べちゃったら「桜花がゆ」を食べて比べるてみましょう。

 

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鳰という水鳥が2羽、ぴょこんぴょこんと浮き出てる写真です。

(長久堂HPより)

FC東京とジェフ千葉、今季の展望〜「今が一番いい時かもしれないよ。」

「今季の展望」って書いといて、「今が一番いい時かもしれないよ。」ってなんだよ!

と、突っ込まれそうですが、小津安二郎サポ(←)ならわかるはず。

次のセリフは「そうでしょうか、これからだって…」と、東山千栄子が、笠智衆に対して言う。いや、今が一番いい時だと笠智衆は繰り返し、果たして笠智衆のペシミスティックな言葉通りに「東京物語」は展開していきます。

 

 

・・・・・・・・・な〜んてことを書いてるからいつも長くなるのか。そうかそうか。

 

いえね、うちではシーズン前ならどんな夢想もできるし、シーズン前のワクワク感もあるし、試合はないから勝った負けたと心を騒がすこともないし、だから「今が一番いい時だよ」と、笠智衆の台詞を借りて言うのです。

 

そうは言っても、今年は特に東京もジェフもワクワク感が大きいように思います。

 

まずFC東京から。

 

www.fctokyo.co.jp

 

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公式の写真勝手に使ってはいけないのかな…お許し下さいまし。

でもカッコイイ。

かっこいいと思った人は、新ユニ買ってやっておくんなさい。

ワタクシ、9番にしました。

 

今季東京は、1999年にJリーグへ参入して以来、最も大きな転換点に立ちました。

「ガス」と呼ばれる通り、東京ガスを中心にいくつかの会社が資本を出す体制だったのが、今季からミクシイが筆頭株主となり、経営を担っていくことになりました。

ずっと健全経営、わりかしケチ?な会社だったのが、今度はリスクはちょっと増したかもしれないけど、お金は弾んでくれそうだ、とシロウトおばちゃんは思っていたわけで、無責任なサッカーマスコミは「イニエスタ級の補強」などと騒いてくれました。が、結局新潟の本間至恩すら来ないわけで、仙台からクバ鳥栖から山下敬太(ジェフの頃から見てるから何だか微妙な気分)、名古屋から大木が移籍加入、一番マスコミを騒がせたのは青森山田松木玖生くんの加入だという…(しかし今更ながらマスコミのお○カさん加減にはうんざり)

割と地味ながら悪くない補強です。

むしろ、クラブの意気込みが伺えたのは、監督にアルベル・プッチ・オルトネダを招聘したことと、コーチ陣の顔ぶれを見た時でした。

アルベル監督については、ジェフのアウェイ新潟戦で、強い!という印象を持ちました。その頃新潟は首位、てっきり昇格すると思っていたのですが、後半失速、その点については、東京のスタッフも十分検証しているでしょう。

そして、アルベルさんの新潟への惜別のコメントで、もうすっかり彼が好きになってしまいました。

その後の新体制発表会でのインタビューでも「フットボールは戦いでもあるが、芸術でもあると思います」などと、おばちゃんの心にゲーゲンプレス(←おい)じゃなくて響く言葉の数々。

言葉でサッカーができるもんかい、と仰る方もあるかもしれませんが、「はじめにことばありき」はサッカーでも言えます、というか非常に大事。

言葉で表現されたことを頭で理解し、体で表現することが短い時間でできるのがいい選手。

さらにコーチングスタッフには新潟からお引越しいただいた方々と、鳥栖から白井さんを招聘、このひとがタダモノではないと評判。

コーチの肩書きが多すぎて、どう役割分担をしていくのかがわかりませんが、その辺がGM山形さんの手腕によることでしょう。

安間さんも戻ってきた…去年こそいて欲しかったのに…まあ監督のオファーがあれば断らないでしょうし、健太さんが何を望んでいたかもわからないけど。

 

マリに0−8という壮絶なスコアで負けてから、おそらくチームは終わった、崩壊したと思います。

森下さんはよくこのどうしようもないチーム状態で1勝1分け1敗で終わってくれました。

最後に長谷部さんと思い切りつまらん試合をしてくれて、福岡を抜くこともできなかったけど、全体の印象としては思ったほど順位を落とさなかったなあ、と。

もっと下位でもおかしくなかった…

昨季のことはあまり思い出したくない。

健太さんがさっさと東京に見切りをつけて、名古屋の監督におさまったおかげで、健太サポの皆さんも流石にもう健太ロスを嘆くことはしていないと思います。

 

わたしも健太さんのおおらかで実直そうな人柄は好きでした。

ただサッカーは古いのがいけないとは言わないけど、今あのスタイルで優勝するのは…もし優勝したら、Jリーグのサッカーにもよろしくないと言わざるを得ない…

昨季、健太さんも何か変えようとした苦心のほどはわかります。でも、ほとんどうまくいかなかった。森下さんは多少そのことと、次のシーズンのことなども考えての試合だったのかな?

 

ジェフのアウェイ新潟戦では、新潟はビルドアップをきっちり行い、ボールを繋ぐチームではありますが、2失点とも速攻でやられたと記憶しています。

繋ぐばかりが目的ではないように見えました。

ボールを繋ぐとかいうと東京サポには前科?があり、まずクラブがそれなりにチームを変えようと招聘したであろうガーロさんに驚くほど冷淡だった、うまくいかなくなってからの城福さんにも酷薄だった、2度目の城福さんに対しては何もしないうちから拒否していた。

(だからわたしはサポは…自分もサポだけど、あまり信用できないのですよ。今声が出せないのは応援としてはつまらないけど、ひどい罵り言葉を聞かなくて済むのは助かる。

アルベルさんは、ボールを持つだけでなく、早く仕掛けることもするだろうと思います。

大事なのは、アルベルさん自身が言うように、ポゼッション以上にポジションです。

でも、ボールを持たされて攻めあぐねることもあるでしょうし、ポジションにこだりすぎて動きが悪くなる心配も。

選手もサポもどれくらい我慢できるか。

さらには、初戦のフロンターレに対して、どういうサッカーができるか。

ボール保持も繋ぐも相手はずっと年季が入っています。

 

期待は膨らむけど、そんなに簡単ではありません。

 

で、今季の目標は。

マリやフロンターレに少しでも近づくこと…似せるのではなく、試合らしい試合ができるくらいの力をつけることです。

今の所ものすごく大きな差があります、0−8くらいの。

それを少しでも近づける、1−2とか。スコアはともかく内容で。

初戦は粉砕されるかもしれないけど、最終戦には…で、できれば…勝ちたい…

 

 

ジェフの方は。

ユン様3年目だけに、東京よりわかっていることが多い。

 

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蘇我夫は、今季はソロモン次第、と言っています。

去年も成長したのは見えました。

初めの頃おぼつかなかったポストプレーができるようになった。

後はゴール。

それと、船山がいなくなり、風間宏矢高木俊幸が入ってきました。彼らがどのくらいやってくれるか。

見木が去年めざましい活躍をしましたが、今年はさらに成長するか、風間あたりと切磋琢磨してほしい。

わたしは船山が好きだったから少し寂しいけど。

それにしてもユン様、面白い監督です。

初めの年は、ジェフの選手がよほど守備が下手だったのか、まさか守備練習しかしなかったのか、引っ込んで守る試合ばかりを見せられました。正直、つまらなかった。

守る割に守れなかったし。

そこから徐々に前に出始めて、3バックにしてからうまく行き始め、昨季はポジショナルプレー的なスタイルも見え、後は点さえ取れれば…というところまできました。

点が取れない、追加点が取れないばかりに落としたりドローだったりの勿体無い試合が多く、今季は、やっぱりソロモン次第かも。

シュートは見木の方がうまいようだけど、ソロモンはまだ若いし、これからさらに化ける可能性も秘めていそうです。

で、ホーム開幕戦は昇格してきたグルージャ、キヅールです。キヅール、フクアリに来るかなグルージャのGKはブランドン大志くんかな、アベノブかな?

と、楽しみですがフクアリには行けないなあ…

というか、味スタにも今の感染状況では行けないでしょう。

COVID-19憎し、オミクロン憎し

 

などと考えるで勝手に心配したり、勝手にポジティブに想像してニヤニヤできるのも今のうち、ほら、「今が一番いい時」でしょ?

 

 

 

 

多摩川に白鳥!と、昭和記念公園の梅や小鳥など。

ビックリなことに、しばらく前から多摩川コハクチョウが飛来しています。

わたしが確認したのは1月7日、そしていなくなったかと思っていたら、26日にも姿を見ました。

とても珍しいことで、見物人がチラホラ出るくらい。

 

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スマホなのでこれが精一杯ですが、ご覧の通り8羽のグループで、常に先頭にリーダーっぽい個体がいます。

 

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ひどい写真だけど、白鳥ってことはわかりますね。

 

www.tokyo-np.co.jp

 

 

8羽でなんだか静かに、越冬しています。

すぐ近くで護岸工事をしているのだけど、気にしないみたい。

 

 

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ちなみにこちらは、多摩川の近くにいたエナガちゃん。

これもスマホでひどい画像ですが、やっぱり可愛さは写ってると…

 

 

昨日は昭和記念公園で散歩しました。

花木園の梅も少しずつ咲いてきています。

 

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梅の根元で、やっと福寿草も咲きました。

でも福寿草園の方の福寿草は全く咲く気配なし。

芽を一つ見つけただけ…

今年は開花が遅いのか、それとも何かの理由で花が付かなかったのかしら?

 

 

そして、ベニマシコはお留守でしたけど、いろんな小鳥がいました。

この日はルリビタキエリアには行かなかったので、こんな小鳥たちが。

 

夫が望遠で撮った写真です。

彼がFacebookにあげてるのと同じ写真。

 

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今年はアトリがたくさん来ています。

 

 

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メジロ

 

 

 

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忙しくお食事中(っても年中食事中だけど)のシジュウカラ

昭和記念公園には雀より多いんじゃ?というくらいシジュウカラがいます。

 

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ジョウビタキ♀、ジョビ子ちゃんです。

 

 

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ジョビ子の正面顔。

かわいい…色きれい…

 

雄のジョウビタキも残堀川あたりで3、4羽見かけました。

警戒心が割と薄いので、もっとじーっと待っていればいい写真が撮れるのですが、うちはそういう根気がないので、行き合ってパチリでおしまい。

だって散歩だも〜ん。バーダーじゃないから。

鳥がちょっと好きなだけでございます。

 

オミクロン株とかいうのと、ステルスオミクロンなるさらに怖い名前のヤツまで出てきていて、立川に出るバスもなんだか心配になっていますが、マスクを2重にして乗っています。

花粉も飛び始めて、色々辛い季節だけど、これから次々に春の花が咲くかと思うと、家に閉じ籠っているのもつまらない。

まあせいぜい気をつけて、この辺で春の到来を待ちましょう。

 

最近読んだ本〜「ホンモノの偽物」「物語 近現代ギリシャの歴史」

本を読んでいないわけではないけど、遅読すぎて読み終わったらもう忘れてる…

情けないノーミソです。

今回はなんとか忘れ果てないうちに記録しておきましょ。

 

まずは、

ホンモノの偽物 模造と真作をめぐる8つの奇妙な物語

リディア・パイン著 

菅野楽章訳

 

     

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序の冒頭に「偽物(フェイク)に騙されたいという人はいないが、騙された人の話を聞くのは誰もが好きなものだ。」とあります。

ふ〜ん、そうなのか。

実はわたしも騙された人の話が好き…というより、贋作を拵える人に興味を惹かれます。

最初は、「フェルメールになれなかった男」(フランク・ウィン著)を読んで、ファン・メーヘレンという贋作絵師、このなんかサッカー選手にいそうな名前の男がナチスの高官をも欺き、夢中にさせたという20世紀最大の贋作事件を引き起こしたと知って、とても驚き興味を持ったのでした。

確かにフェルメールには「マリアとマルタの家のキリスト」や「ディアナとニンフたち」のような古典的宗教的な作品が1点づつ残されていますが、ほとんどはフランドル地方の市民たちの日常的な様子や、商人の肖像画や生活の描写だったりします。

なんかもうちょっとまだ見つかっていない初期作品に、宗教画的なものはあってもいいんじゃないか…うんにゃ、あってほしい!

の、願望に見事に答えたファン・メーヘレンの「エマオのキリスト」は熱狂を持って迎えられたのでした。

 

そういう「あってほしい」、それを「自分のものにしたい」という願望が贋作を産む土壌となっているように思います。

 

しかし、「ホンモノの偽物」においては、理由や事情はもっと複雑で…

「ホンモノとは何か」「偽物とは何か」を問うものと言っても良いようです。

ルイ・ヴィトンの偽物は偽物そのものでリアルとフェイクの違いははっきりしていますが、アンディ・ウォーホールの死後発見された、シルクスクリーンのネガ(アセテートというんだって)で、専門の刷り師が刷った作品は、本物か。

元々ウォーホールのような作品は、着想がオリジナルでも製作は彼自身でなくてもできるようなものが多く、彼の死後、そのような本物かフェイクかわからない作品が多出して、ウォーホール財団は鑑定をやめてしまったそうです。鑑定済のものだけ彼の真作としたということですが、その後も「ウォーホール作品」は、幾つも出てきています。

 

と、序に書かれたことだけでこんなに字数を使っちゃった…

 

で、当然ながら昨今世界を席巻している言葉「フェイクニュース」も序には触れられていますが、この書物には含まないことを明言しています。

この言葉だけでも本1冊分は軽く書けますし、フェイクニュースは本書で扱われる目で見たり触れたりする物ではなく、事象ですから、当然なのかなと思います。

この「フェイクニュース」とこの本に書かれていることは、全てではないにしろ、繋がっている部分もあるとも思いますが。

 

驚いたのは、そもそもフェイクであるはずのものが評価され、美術や骨董品市場(正しい言葉知らない)に出回っているということでした。

スパニッシュ・フォージャーと呼ばれる謎の画家の作品です。

名前もよくわからないこの作家は、19世紀末から中世絵画の模造品を描いて売っていて、現在でもその作品が市場に出て、オークションにかかるとか。

無論、中世絵画としては全くの偽物ながら、彼(彼女?)の作品はそれとしてなかなかの出来栄えなので、高値がつく収集対象となっています。

 

ウィリアム・ヘンリー・アイアランドは18世紀にシェイクスピアの署名を偽造し、戯曲をでっち上げ、でっちあげを告白したにもかかわらず、人気を博して、これも高値がつくんだってさ。

好事家のすることは、あたしゃわからん。

スパニッシュ・フォージャーの絵は、くれる人がいたらもらう。

 

二人(スパニッシュ・フォージャーの方は一人とは限らないかな)のフェイクがリアルになった例です。

 

全8章のうちには、化石に夢中になったバイエルンのヴェルツブルグ大学医学部教授長が、仲間のいたずらにころりと騙された、笑ってしまうような教授長には気の毒な話とか、「本物の」ダイアモンドを作ろうとした苦心惨憺の歴史など(現代では分子上『本物の』ダイアモンドが、ジュエリーショップや工場などで見られますね)、ガムだかキャンデーだかのフレーバーをいかに本物にするかとか、鯨の体の展示をするのにいかに本物らしく作るかとか、最後の章には、旧石器時代の洞窟を保存するために作られたレプリカの話とか、多岐にわたって「本物とは?フェイクとは?いかなるあり方が最善なのか?」が語られています。

 

人は見たいものだけ見てしまう…

これは、常に心しておくべきことかなと。

また、ガムのフレーバーのように、鯨の体のように、ダイヤモンドのように、似せて作るだけでなくその過程で得られることもある。自然と付き合う時には、「本物」でありさえすれば良い、というものでもない。

などと、あれこれ思い巡らすことの多い書物でした。

 

 

あれま。

1さつで2000字以上か…次はもう少し簡潔に←怪しい。

 

 

次に、

物語 近現代ギリシャの歴史 独立戦争からユーロ危機まで

村田奈々子

 

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物語歴史シリーズの近現代ギリシャ編です。

なるべくよく知らない国の歴史を選んでいるので、前回のフィンランド同様、基礎知識に乏しくて、苦戦しました。

まずもうこれは老化現象なんだけど、名前が覚えられない。

フィンランド史なんか、申し訳ないことに「メシがまずい、それも世界一」ということしか頭に残らなかった…でも最近フィンランドのオサレなカフェが東京にも開店したそうだから、彼の国も変わっているのでしょう。

 

そんな貧困なノーミソでも、何かしらほほう〜となる知識を得られるものです。

 

近現代ギリシャと言って思い出すのは、テオ・アンゲロプロス監督。

旅芸人の記録」は、近々閉館するという岩波ホールで見ました。

4時間もかかる長大な作品ですが、非常に印象深いものでした。

ギリシャといえば「エーゲ海に捧ぐ」とか、ジュディ・オングが手を上げると半円形になるドレスを着て、なんか歌ってたがごとく、紺碧の海、白い家、意味もなくカラフルなパラソル、太陽が燦々と…とステレオタイプなイメージしかなかったのを、全否定するような暗さ、残雪でしょうか道もジクジクしているようで、どんより低い空の下、ギリシャ悲劇を下敷きにした旅芸人アガメムノン一家の苦難の歴史が綴られます。

 

旅芸人の記録」は1932年から1952年までの一家の歴史とギリシャの内戦、ドイツ軍との戦いと敗北、戦後の軍事政権下での迫害という戦いと挫折と、屈せぬ魂の歴史を描いています。

 

この「物語 近現代ギリシャの歴史」もほぼこの通り。

 

ただ、気付かされたことは、確かにギリシャという国は歴史上、1830年オスマントルコからの独立まで存在せず、「ギリシャ人」という国民も存在しなかったということです。

日本はギリシャ地域、豊かな文化を持つヘレニズムの地域からは遥かに遅れた辺境にありますが、中国が近く、その影響を強く受けたので、中国的な中央主権国家を大和政権は目指し、ちっこい国ながらのゴタゴタはあっても、少なくとも中央政権を持ち、江戸時代以前でも近畿関東、九州四国近縁くらいまでは一国としての意識を、下々は知らないけどある程度の地位にある人は持っていただろうと思われます。そのせいで「よらば大樹の陰」とか「親方日の丸」とかのウダウダした意識も浸透してしまったのでしょうから、どちらが良いとか悪いとかではないのですが。

しかし独立したギリシャの国土にいる人よりも多くのギリシャの人がその周辺諸国にいたのでは、独立国家としての出発は大変です。

しかも元々あった国が再興されたり解放されたのではないので、住民にギリシャ国民という意識は薄く、むしろヨーロッパのフランスやイギリスの知識人(バイロンのような)が、ギリシャ独立に熱心でした。

どこでもそうだけど、外交というのは大概自国の利益のために行うので、ギリシャの独立をヨーロッパ列強が最初から支持していたのではなく、オスマントルコがロシアの西進をふせぐ盾になるのを期待していたようです。

ギリシャの歩みはこれからずっと列強の思惑に左右され、また時には利用し、時には蹂躙されて行きます。

ギリシャ庶民の共通の価値観はむしろギリシャ正教で、首都を決めるにもコンスタンティノープルを望む人が多かったようです。

アテネを首都に、というのはヨーロッパの他の国の知識人の古代ギリシャの栄光を思うロマンだったと、皮肉なものです。

 

第3章のギリシャ語が国家を引き裂き、内乱にまで発展したというのも驚きでした。

福音書事件」「オレステイア事件」というもので、簡単にいえば元々公文書や聖書や正式なものに使われていた日本的にいえば文語体(純正語カサレヴサ)ではない、庶民の言葉(ディモティキ)で福音書やオレステイアを訳して発行したことが、大事件になったそうです。

これそこが純正ギリシャ人のアンデンティティーに関わるらしい。

わしらにはわからんことですなあ…

この二つの言語問題はこの語長く続くので、やっぱり世界でも最も古い部類の言語には、それ相応の難しさがあるようです。

 

 

「メガリイデア」という思想でようやくまとまってきたギリシャですが、その実現は叶わないうちに内戦に次ぐ内戦で多くの命が失われ、カザンキスがその小説で「兄弟殺し」と呼んだ時代でした。

ガリイデアとは、古代に地中海諸地域に散らばって都市国家を形成し、やがてコンスタンティノープルギリシャ正教の中心として栄えたその版図に、今のギリシャを戻そうというものでした。

 

内戦の次は軍事独裁政権で、「旅芸人の記録」はその最末期に作られました。

1974年に軍事政権が崩壊し、ようやくさまざまな立場の人が一つにまとまる気運が生まれました。

その後はカラマンリス率いる新民主主義党EDと、パパンドレウ率いる全ギリシャ社会主義運動PASOKが交互に政権をとっています。

しかしどちらも経済政策に失敗し、国民にウケの良い政策ばかり取ったので、EU最大の債務超過国家に陥ってしまったのは最近のニュースでも聞いています。

ニュースを聞いた時には、人のせいにしないでちょっとは働きなはれ、と思ったけど仕事見つけるのも難しいのかもね。

この本は2012年発行なので、その後のギリシャについては書かれていないけど、新型コロナのこともあり、国家経済が好転しているとは考えにくいところです。

 

それでも、古代ギリシャの数々の遺跡だけでなく、アンゲロプロスマリア・カラスを生んだ国、ユーロで2004年に奇跡の優勝を遂げた国として、印象深いものなのではないかと思います。

 

 

年末に観た映画〜「天才ヴァイオリニストと消えた旋律」

昨日のことも忘れてしまうようなポンコツ記憶力なので、年末に観た映画なんてもう…

ですが、諸々の事情で見る機会の少ない劇場映画なので、一応記録しておきます。

 

天才ヴァイオリニストと消えた旋律

監督 フランソワ・ジラール

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例によって映画.comからお借りします。

 

海の上のピアニスト」のティム・ロスと「トゥモロー・ワールド」のクライブ・オーウェンが共演した音楽ミステリー。1938年、ロンドンに住む9歳のマーティンの家に、類まれなバイオリンの才能を持つポーランドユダヤ人の少年ドヴィドルがやって来る。マーティンと兄弟のように育ったドヴィドルは、21歳でデビューコンサートの日を迎えるが、当日になってこつ然と姿を消してしまう。35年後、コンサートの審査員をしていたマーティンは、ある青年のバイオリンの音色を聴き、がく然とする。その演奏はドヴィドルにしか教えられないものだったのだ。マーティンは長い沈黙を破ってドヴィドルを捜す旅に出る。監督は「レッド・バイオリン」「シルク」のフランソワ・ジラール。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのハワード・ショアが音楽を手がけ、21世紀を代表するバイオリニストのレイ・チェンがバイオリン演奏を担当。

2019年製作/113分/G/イギリス・カナダ・ハンガリー・ドイツ合作
原題:The Song of Names
配給:キノフィルムズ

 

原題は"The Song of Names"、こっちの方がずっといい。

邦題はまあストーリーをわかりやすく表現しているけど、作品の本質からすると薄っぺらくなってしまった。

"The Song of Names"に込められた悲痛で哀切な感情、鎮魂の意味、そして未来永劫まで記憶すべき民族への犯罪、断罪というよりは記憶することの重み。

これらのことで作品はほとんど語られているとも言えるでしょう。

 

監督のフランソワ・ジラールという人には、残念ながらわたしは未見なのですが「レッド・ヴァイオリン」「シルク」などの作品があり、音楽をテーマとした映画が得意であるようです。

この作品も演奏の好みは置いといて、音楽がテーマとしてしっかりしていて、俳優の演技は抑えたものですが、その音楽の哀切な苦痛に満ちた音色で胸を打ちます。

主人公ドヴィドルは素晴らしい天才少年ではありますが、生い立ちや環境もあるのか、かなりわがまま勝手、彼が寄宿する家の少年マーティンを振り回します。マーティンは最後の最後までドヴィドルに振り回されまくりますが、ドヴィドル出奔の35年後に邂逅し、ドヴィドルが選んだ生き方を受け入れて…おそらく心のうちに言い尽くせない傷や感動を封印して、静かな生活に戻るのだろうと思われます。最後に妻の思いがけない告白(作中ではなんかあったかな?と思わす態度が見えるけど)にさざなみはたちましたが、それも遠い過去のこととして心の奥にしまわれるでしょう。

 

この作品のもう一つの大きなテーマは第2次大戦中の、ナチスドイツによるユダヤ民族へのホロコーストです。

それがなければドヴィドルも行方不明になったりしなかったのでしょうが…

ただ、この作品はナチの犯罪を告発するような映画ではありません。

声高に反戦とかナチスドイツ許すまじとかいうのではなく、他者による苦難に直面した人が、どう生きるかということがテーマのようです。

 

彼の苦難に満ちた歩みは、ポーランドに残してきた両親、妹たちがナチスドイツによって収容所へ送られたらしいことを知り、深く案じる彼が、演奏会のその日に、「タクシー代がない」ためにバスに乗って、偶然が重なり、ユダヤ人の集まるシナゴーグに導かれるところから始まります。

そこには、収容所で迫害によって死亡したユダヤ民族の一人ひとりの名前が、その家族ごとに記録された書物というか楽譜があります。

収容所では書き留めることができなかったので、まず歌でラビたちがそれぞれ家系ごとに記憶し、それを書物に書き留めたのです。

ユダヤ民族では、自分の死後その名を忘れられ、まつろわぬ魂になることが一番の恐怖なので、とんでもなく多くの死者の名を、ラビが記憶します。

そんな死んじまったらおしまいっしょ、というのは現代人で、魂の不滅を信じる人は今も少なくないでしょう。

 

で、不安に既に震えているドヴィドル・ラパポートは、ラビの歌う…喉から血を吐きそうな歌声による「死者の名前の歌」に聞きいり…

ついにラパポート家の、両親の、愛しい妹の名前を、言い難い悲痛な調べに乗って、知らされることになります。

ラパポート家の人々は、イングランドにいるドヴィドルを除いて、死者となっていたのでした。

どれほどの衝撃だったか、彼と同じ才能あるヴァイオリニストだった青年も家族を失ったことを知り、精神を痛めて、ついに治癒することはありませんでした。

 

このラビの歌う「(死者の)名前の歌」を、失踪したドヴィドルは、収容所の跡地でヴァイオリンで演奏して、死者を弔うことを戦後に生きる目的とします。

そして、一度は信仰を捨てた彼が、ラビの道を歩むことになります。

彼は天才と謳われたヴァイオリンを捨てました。

おそらくドヴィドルにとって、天才であることはある意味日常的なものです。非日常的な悲劇の前に、それを捨てることは、そんなに大きなことではなかったのかもしれません。

 

 

この作品は思ったよりずっとユダヤ教の色が濃く出ていました。

 

 

「アダムは130年生きて、彼の似姿として、彼の形に男の子を生んだ。彼はその子をセツと名づけた。

…アダムが生きた全生涯は930年であった。こうして彼は死んだ。

セツは105年生きて、エノシュを生んだ。

…セツの全生涯は912年で会った。こうして彼は死んだ。

エノシュ90年生きて、ケナンを生んだ。

…エノシュの全生涯は905年であった。こうして彼は死んだ。

ケナンは70年生きて、マハラエルを産んだ。

…ケナンの全生涯は910年であった。こうして彼は死んだ。

マハラエルは・・・・・

レメクは182年生きて、一人の男の子を生んだ。

彼はその子をノアと名づけて言った・・・」

 

多くの箇所を割愛していますが、聖書の創世記5章、神に造られたはじめの人間アダムから、箱舟で知られるノアまでの歴史です。

(生んだ、と書いてあるけどみんな男ですから。産んだのは妻たちだけど、当時女は数のうちに入れてもらえなかった。それと、馬鹿に長生きなのは、なぜかわたしは知らないよ〜)

この前の4章にも既にカイン(最初の人類アダムの長男)の家系が出ていて、これが聖書にある家系の初出でしょう。

新約聖書マタイの福音書も、冒頭はイエス・キリスト系図がずらら〜っとあって、「聖書でも読んでみっかな」と思った人を、まずは困らせます。

ユダヤ教では新約聖書は使わないけど)

何千年も前から、ユダヤ民族にとって家系は大事だったのでしょうし、このように記憶すべきことは、ユダヤの律法を、「額に貼り付け、胸に下げて常に唱えよ」というような記述があることからも、記述と記憶をものすごく重んじる人々であると思います。

 

と、改めてそんなことを思い巡らさせられた作品でした。

 

ティム・ロスが抑えたいい演技をしていました。

ストーリー上は

「どうしてタクシー代、彼女に借りなかったの?」

それと、会わせる顔がなかったのか、子どもの頃のまま自分勝手だったのか、マーティンに電話の一つくらいしてもいいのに、と思わなくはない。

という疑問は残りますが。

昭和記念公園のセツブンソウと早咲きの梅。

何度もくどいようですが、うちは夫もわたしも重症化リスクがあって、オミクロン株が大概軽症ですむ、と言われても全く油断できないのです。

それにしても、身近にどんどん迫ってきてますね、オミクロンさん。

知人の40代と70代の親子が感染し、入院はしていないけど、咳がひどくて眠れなかったり、指が痺れたり、喉をやられて食事ができなかったりと、これで軽症?というような、気の毒な状態です。

 

だもんで、うちはますます用心せざるを得ず、ここ数週間はバスで15分ほどの立川に買い物に行く(それもそそくさと済ます)以外、外出は近所の散歩だけに。

"ドライブ・マイ・カー"も見たいけど、ガマン…つまんない…

 

で、ワンパターンの行動をとるしかなく、昭和記念公園へ。

 

しかし、この冬枯れの季節に何がおもしろい?

と言われそうですが、そーでもないのよね。

季節はほんの一足ずつでも変わっていくもの。

その名の通り節分の頃に花開く、セツブンソウが咲いたとのニュースが。

 

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今回はスマホで撮りました。

しかし今年は不作なのか、見にきたのが早すぎたか、去年に比べて花が少ない。

このどんぐりの木の下以外にも何箇所か群生していたものは、今年はほとんど見えません。

 

まあでも咲いていてよかった…

 

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どんぐりの方が目立つ…

 

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上は夫がカメラで撮ったもの。

めしべところが青くてちょっと神秘的なのですが…わからないか…

 

本当の節分の頃にはもっと咲いているかもしれません。

 

 

セツブンソウのあたりには、蝋梅がまだ綺麗に咲いていました。

 

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この芯に濃い色がついているのが、素心蝋梅というらしい…

前回のキャプションは間違い…らしいです。

 

 

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早咲きの紅梅もぼちぼちと…

 

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夫が撮った白梅。

 

 

ここからこもれびの丘の「秘密の道」を通って森の家の方に降ります。

「秘密の道」って言ってもメインストリートから外れているだけで、勝手にそう呼んでいる。

全然秘密じゃないんだけど。

 

道の終わりに、早咲きの野梅(ヤバイ、やばくないけど←)がいい香りをさせながら、見事に咲いていました。

 

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こんなふうに藪の中でひっそりと咲いていました。

花は小さめで、可憐です。

 

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おしべが花びらから出ていてかわいい、と思う。

 

 

今回の散歩では、わたしはカメラを持っていかなかったし、夫も望遠は持っていかなかったので、そのニュースが鳥界に回ったらしく、いろんな鳥に遭遇しました。

 

西立川口でエナガメジロシジュウカラの今群、アトリ(今年は当たり年らしい)、つぐみ、ジョウビタキなど。

いつものところのヤマガラルリビタキ女子はお留守でしたが。

 

以下2枚は夫が撮ったもの、望遠でないので苦しいけど。

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ジョビ男さん。

 

 

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久しぶりに会ったシロハラ

犬が吠えなければもう少し見られたと思う…

土曜日だったせいかワンちゃんお散歩が多かった。

 

 

シロハラはガビチョウに駆逐されていなくなったかと心配していましたが、3年ぶりくらいに出会えてよかった〜

 

来週はベニマシコスポットにもいって見たいと思っています。