#映画監督

うちで映画を〜「イメージの本」ゴダール。

たまには少しはちゃんと映画を見ましょう、ということで。 今回は イメージの本 監督 ジャン=リュック・ゴダール またメンドイから映画.comのまとめを借ります。 ヌーベルバーグの巨匠ジャン=リュック・ゴダールが、暴力・戦争・不和に満ちた世界への怒り…

ゴダール「さらば、愛の言葉よ」

80歳を越えてなおヌーベルバーグを生きるゴダールの2014年作品。 原題は”Adieu au langage 3D”と、タイトルに3Dであることを入れている。 シネスイッチ銀座に着くと、もう1本の上映作品「みおくりの作法」という方に、オジオバの観客多数。 こっちは…

コンタミされると誰だって困る~「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ」

ほんとうに久々に映画を見ました。 日比谷シャンテに行ったら、チケット売り場の前にちょっとした行列が! 平日の昼間だったこともあり、オジオバが大部分(自分もだけど)。 ええ~っ?ジャームッシュにこんなにいいい? と思ったら、どうも違ったらしい。…

大島渚監督、逝去

長く病んでいたらしい大島渚がとうとう亡くなりました。 彼のヌーベルバーグ時代の作品はリアルタイムで見たことはありません。 1960年作品の「青春残酷物語」を、その10年以上後に見たような記憶がありますが、若い娘(当時のわたし)にはとても怖くて気持ち…

「ローマ法王の休日」

ナンニ・モレッティがイタリアのウッディ・アレンと呼ばれているとは、知りませんでした。 真偽の程はわかりませんが。 ウッディ・アレンは、食わず嫌いというかそれ以上にまったく食指の動かされない映画監督です。 たまにTVで垣間見てもやっぱりどこが良い…

テオ・アンゲロプロス監督逝く

思いがけない訃報が届きました。 ギリシャの映画監督テオ・アンゲロプロスが、撮影中にバイクにはねられて亡くなったと・・・・ 76歳という年齢は、先日亡くなった森田芳光監督よりはずっと年上ですが、新作の撮影中だったとは・・・残念です。 彼の作品で…

「若者のすべて」

このタイトルで検索したら、3つ出てきました~ ①1960年 ルキノ・ヴィスコンティ監督の映画 ②1994年 フジテレビ水9のドラマ(キムタクも出ていた) ③2004年 フジファブリックの曲 下に行くほどわかんない~ フジのドラマは現在放送中のNHK朝…

寒い連休の過ごし方~「映画における味覚」小津安二郎の場合

みなさま。 せっかくの連休でしたが、お寒うございましたね。どのように過ごされましたか? ウチは珍しく夫婦揃って家からほとんど出ない休日でした。 近くのスーパーに食材を買いに行って、当然のように夕食は鍋。 ごく普通の寄せ鍋でした。 食事の時以外は…

ゴダール・ソシアリスム

久しぶりに映画館で映画を観ました。 ゴダール80歳!の新作「ゴダール・ソシアリスム」 比べるのもナンですが、ウチの酔っぱらいおじじはゴダールとだいたい同世代、若い頃は社会主義者を自称していましたが、今や外国債だの株だの危なっかしい資産運用に…

トウキョウ ソナタ

昨日CSで放送された黒沢清監督作品「トウキョウソナタ」を見ました。 2008年カンヌ映画祭「ある視点」審査委員賞受賞作品だそうです。 黒沢清という監督を実はほとんど知りません。 TVでちょっと見たというのがあったかどうか・・・ 初めから見るつもり…

川島雄三「花影」

完全なる夏バテとやや鬱状態もセットになり、今日はやらなきゃいけないことすべてポイ! 家事以外は一日ゴロゴロしていました・・・ああ、情けなや。 しかし良いこともあるものです。 ひっくり返ってTVの高校野球などぼーぜんと眺める・・・野球はよく分からないの…

ミニヴァー夫人

(注意)おしゃべりなオバブログですので、映画や小説の記事はほとんどネタバレです。 ストーリーを知りたくない人は読まないで下さい。 NHKBSではアカデミー受賞作をシリーズで放送しているようです。 これは巨匠中の巨匠、ウィリアム・ワイラーの1942年…

寝正月、映画編

2009年1月2日夜。 退屈紛れに、映画のDVD2本見る。 1本目。 ソクーロフ「モレク神」 ロシアの映画作家ソクーロフの「権力4部昨」の第1作。 エバ・ブラウンの住む山荘にヒットラーが訪ねた一昼夜のドラマ。 俳優はロシア人がほとんどですが、ドイツとの共同制…

妻として女として、と、ジェット・リー

最近映画館で観た映画といえば、「ホット・ファズ」という、イギリスのお笑い警察もの。 バカバカしくて、ヘンな映画でした。随所にイギリスらしい意地の悪さが見えていました。 今日書こうとしているのは、それではなく、最近TVで見たもの2本、とてもヘン…

黒澤明「醜聞」

わがFC東京のあまりにもくやしい負け試合の後、すぐにNHKBS隣のチャンネルで 黒澤明「醜聞」を見ました。 途中、夫が味スタからヨロヨロと帰宅したのでその部分よく見ていませんが、 一応感想を。 実は黒澤映画はあまり好みではなく、この作品も初見でした。 1…

偽れる盛装

サッカー関係のエントリー作成が忙しくて、映画、小説の方はすっかりお留守です。 本も読んでいるので感想を書きおきたいと思いつつ、ユーロなどもあり、 また本の感想は、サッカーより書くのに時間がかかるので、おっくうになってしまいました。 昨夜、久し…